ロバート・クビカのマネージャーが、クビカに対してけがの状態を話したと語り、その際の彼の様子を伝えた。
クビカは日曜にラリーで重傷を負った。特に右手が深刻な状態で、専門医師が大手術を行った後、機能が完全に回復するかどうか経過を見ている状況だ。クビカはレース活動を長期的に休まざるをえず、ロータス・ルノーは代役の検討を始めている。
Motorsport.comによると、クビカのマネージャー、ダニエル・モレリ氏は、火曜、クビカと話をした際に、けがの程度について伝えたという。
「私は事故について彼に話した。骨折や傷の程度を告げると、ロバートはショックを受けた」とモレリが述べたとO Estado de S.Pauloが報じているという。
「彼は(F1から)長期的に離れなければならないことを理解し、悲しんでいる」
ロータス・ルノーGPは、8日に発表したプレスリリースにおいて「彼は自分の状態を伝えられ、立派な態度を示した。彼は復帰のために戦う用意ができている」と記している。
R31とクビカのコンビネーションには期待が集まっており、彼はバレンシアテストで3日間総合トップタイムをマークしていた。
「チームがロバートに合うようにマシンをデザインしてくれたのはこれが初めてだった」とマネージャーのモレリは語った。
しかしモレリは、クビカが今季F1に出場できないことへの失望よりも、彼が命を取り留めた安堵感の方が大きいと述べている。
「私たちは喜んでいるんだ。最初の12時間は、ロバートが助かるかどうかが懸念されていたのだから。病院に到着した時、彼は危険な状態だった」
「でも今はICUから出られる見込みになっている」