フェラーリは5日、スイスで開幕した「ジュネーブ・モーターショー」で、特別限定シリーズのハイブリッドスーパースポーツカー『ラ・フェラーリ』を発表した。

 コードネーム「F150」の名のもと、F1およびGTカーのエンジニア専門グループが元F1チーフデザイナーのロリー・バーンと協力し、3年にわたってシャシー開発が進められてきた『ラ・フェラーリ』は、1984年の288GTOから、その後のF40、F50、そしてエンツォ・フェラーリと続くスペシャル・リミテッド・シリーズ(特別仕様車)の最新モデルだ。

 パワートレインは、新型「F12ベルリネッタ」にも搭載された740馬力の6.3リッターV12エンジンに、F1のKERS技術をフルに活用した「HY-KERS」システムを組み合わせ、排出ガスの低減とパフォーマンスの向上に貢献。0-100km/h加速は3秒以下、0-200km/h加速は約10%の短縮で7秒以下となり、最高速は350km/hオーバーを達成している。
 自社コースであるフィオラノのラップタイムは、1分20秒以下を叩きだし、これはエンツォよりも5秒、F12ベルリネッタを3秒も上回る、フェラーリ史上、最も速いロードカーに仕上げられた。

 F1ドライバーのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサも主にドライビングポジションの開発に貢献したこの『ラ・フェラーリ』は、わずか499台の限定生産となっている。

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