ルカ・ディ・モンテゼモロが、自身のサードカー構想について語った。彼は3台目のフェラーリを競争力のあるチームによって走らせたいと考えており、3年後の実現を目指しているという。

 ディ・モンテゼモロは、F1で新興チームの遅いマシンが走るよりは、フェラーリのような上位チームのサードカーが走る方がいいという主張を何度も繰り返している。
「これは常識だと思うし、バーニー・エクレストンも同意している。(3台目のフェラーリを走らせるのは)誰か? 小規模ではあるがコンペティティブなチームだ」と彼がイタリアメディアに対してコメントしたと、Motorsport.comが伝えている。

 イタリアのAutosprint誌は、ディ・モンテゼモロの構想についてより詳しく伝えた。フェラーリは2013年にはサードカーを走らせたいと考えているという。

 フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは「チームとFIAは、3年後の(3台エントリーの)可能性について現在議論している」とコメントしたと報じられている。

 ディ・モンテゼモロは次のように主張している。
「アメリカのプライベートチームが3台目のフェラーリで参戦するのが見られたら素晴らしいだろうね。私としては、(適しているのは)ガナッシかペンスキーのようなチームだと思う」
「サードカーの問題について我々は意思が固い」

「F1に参戦する金がないチームはGP2に行けばいいのだ」と彼はイタリアメディアに対して発言したという。
「トゥルーリのようなドライバーが(ロータスで)何秒も遅いのを見るのは残念だ。ヤルノのチームにフェラーリのマシンを提供したら、彼がそれに乗ってどこまでやれるだろう。想像してほしい」
「エクレストンは同意しているし、以前は反対していた(フランク・)ウイリアムズも今は理解してくれている」
「ペンスキーやガナッシがアメリカ人ドライバーによってフェラーリを走らせるのが見られたら素晴らしいと思わないか?」

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