New Lamborghini Huracan LP610-4
ランボルギーニ、ラグジュアリー・スーパー・スポーツカーの新境地を切り拓く
・革新的な技術と絶対的なパフォーマンスにより、スポーツカーのドライビング体験を再定義
・ピュアでありながら、力強くダイナミックなデザイン
・610HPの新V10エンジン。0-100km/h加速は3.2秒 最高速度は325km/h
・2014年1月より、一部のお客様を対象としたプライベート・プレビュー・イベントを開催

【サンタアガタ・ボロネーゼ、2013年12月20日】
 アウトモビリ・ランボルギーニ、そしてラグジュアリー・スーパー・スポーツカー市場にとって、新時代の幕開けです。この度、新しく発表する「ランボルギーニ・ウラカン LP 610-4」”Lamborghini Huracan LP610-4”(以下、ウラカン)は、ランボルギーニのアイコン的モデルであったガヤルドの後継車であり、ラグジュアリー・スーパー・スポーツカーの新たなベンチマークとなるべき車種となります。ピュアで独自のユニークなデザイン、革新的な技術の数々、抜群の力学と最高の品質によって、未知なるスーパー・スポーツカー体験へと導きます。

 ウラカンは、ドライバー・フレンドリーで運転のし易さを実感できる一方、絶対的なパフォーマンスを兼ね揃えており、ラグジュアリーとスポーティーさを双方追及した仕上がりになっています。ウラカンの登場によって、ランボルギーニは未来への大きな一歩を踏み出し、これまでのランボルギーニ・ブランドの燦然たる歴史にさらなる輝きと伝説をもたらすでしょう。

 ランボルギーニ・ウラカン LP 610-4は2014年1月を皮切りに、世界60都市以上で130回以上開催されるプライベート・プレビューイベントで主役を務めます。そして、2014年ジュネーブ・モーターショーで世界公式デビューを飾る予定です。

名称
 合計14,022台もの生産台数を誇るランボルギーニ・ガヤルドは、史上最も成功を収めたランボルギーニ車と言われ、この10年でランボルギーニ・ブランドをさらなる高みへと押し上げました。その後継者とも言うべきモデルが、この新しいウラカンです。ゼロから新たに開発され、最後のディテールまでこだわった本モデルの名称は、ガヤルドやその他のランボルギーニのモデルと同様、闘牛に由来します。スペインのコンテ・デ・ラ・パティーリャ種の闘牛ウラカンは、並外れた勇ましさと強い攻撃力で知られています。1879年・8月のアリカンテで行われた試合で不屈の精神を見せ、好戦的かつ無敵の闘いぶりを披露して、闘牛史にその名を刻みました。

デザイン
 ウラカンは、ガヤルドのデザインから大きく一新され、ピュアなラインが際立っています。精巧な技術および世界最高峰の職人技が、シャープなエッジや、彫りの深い重厚な車体、そして滑らかな表面が織り成す独創的なデザインと、見事に融合しています。そのデザイン構想をする上でまず初めにあげられるのが、ウラカンのシルエット。コックピットを擁したフロントから車両のリアまでを、たった1本のラインで繋げています。そして、サイドのウィンドウは、ガラスの宝石を思わせる六角形のフォルムで、車体のサイドを彩ります。

 さらに、ウラカンは夜の闇の中でも、ランボルギーニ車ならではの存在感を発揮します。メインのヘッドランプにLEDイルミネーションをフル装備しただけでなく、本セグメント史上初めて、その他すべてのライティング機能にも最新のLED技術を標準装備しました。

インテリア
 インテリアの中で最も大きな存在感を放つのは、革新的なコックピットです。12.3インチのフルカラーTFTインストルメントル・パネルには、レブ・カウンターからナビゲーションマップ、そしてインフォテインメント機能に至るまで、すべてのカー・インフォメーションが表示され、ドライバーが自由に構成を変えられます。また、インテリアを引き立てる上質なナッパ・レザーとアルカンターラを、数種類のカラー・コンビネーションでご用意しました。多彩なオプションから、自由にカスタマイズをお楽しみいただけます。さらに、ダッシュボードおよびセンター・コンソールのデザインがインテリアの軽やかさを強調します。卓越した職人技により、隅々に至るまで最高のクオリティーと高級感を実現しました。

シャシーおよびパワートレイン
 システマティックな軽量化デザインと、アウトモビリ・ランボルギーニの誇るカーボンファイバー技術を融合して生まれたのが、カーボンとアルミニウム素材を統合した構造を持つウラカンの新ハイブリッド・シャシーです。乾燥重量1,422kgで、わずか2.33kg/HPという素晴らしいパワーウェイトレシオを実現しつつ、傑出した剛性を持つレーシングカー並みのドライビングの正確さをお約束します。

 新しい5.2リッターV10エンジンは、8,250rpmで448kW/610HPの最高出力、560Nm/6.500rpmの最大トルクを発生します。同じく新規搭載のダイレクト・インジェクション・システム「イニエツィオーネ・ディレッタ・ストラティフィカータ(IDS)」は、ガソリンの直接噴射およびポート噴射を巧みに融合させた結果、ガヤルドのV10エンジンに比べて低燃費および低排出ガスを実現しつつ、出力およびトルクの向上に成功しました。トップスピード325km/h、0-100km加速3.2秒、0~200 km加速9.9秒といった数値は、ウラカンのダイナミックなドライビング体験のほんの一端を示すものに過ぎません。また、ストップ&スタート・テクノロジーにより、エネルギー消費量を12.5L/100km(CO2排出量290g/km)にまで低減しました。エンジンは、EU6排ガス規制に対応しています。

ドライビングダイナミクス
 V10エンジンのパワーは、新搭載の7速デュアルクラッチ・トランスミッション「ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)」、および完全電子制御の四輪ドライブシステムによって公道へともたらされます。

 ウラカンのドライビングモードは、ステアリング・ホイールに取り付けられたドライビングダイナミクス・セレクター・スイッチにて選択可能です。一般道のトラクションを重視したモードから、レーストラックを想定した究極のパフォーマンスまで、ストラーダ(公道)、スポルト(スポーツ)、そしてコルサ(レース)の3種のドライビングモードからお選び頂けます。これらのモードにより、ウラカンの走りに大きな変化が与えられます。モードを切り替えることによって、特にギアボックスやエンジンをはじめとした、エンジン音、4WDや電子制御などシステムの設定が大きく変化します。

 また、ウラカンのカーボン・セラミック製のブレーキは、安定した高ブレーキング・パフォーマンスを実現する標準機能です。さらに、ウラカンのドライビング性能をよりカスタマイズするためのオプションとして、可変ステアリング・レシオ・システムである「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング」、および磁性流体サスペンション・ダンパー・コントロールをご用意しました。これらは、3段階に調整可能です。

 ウラカンは、サンタアガタ・ボロネーゼのアウトモビリ・ランボルギーニ本社に新設された生産ラインで製造しています。初出荷は、2014年春の予定です。

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