ルノーのチームボス、エリック・ブーリエは、トルコGPの後、ロバート・クビカのもとを訪れた。クビカは順調に回復しているということだ。
ブーリエはトルコGPの後イタリアに飛び、2月にラリーで重傷を負って以来療養中のクビカを訪ねた。
担当医は、回復の最初の段階は過ぎ、クビカは手の機能を取り戻すための厳しいリハビリをスタートすると述べたということだ。
クビカは今後小さな手術を何度か受ける予定であり、10日の手術は成功した。
ブーリエは、回復には非常に長い時間がかかると予想されるが、クビカは順調に回復していると述べた。
「ロバートはリハビリのプロセスにおいて次の段階に進んだ。医師は彼の回復具合に嬉しい喜びを示している。今後は時間の問題となる。クビカはリハビリはきわめて長いプロセスになりうることは十分理解している」
「マシンとチームの最近の進展状況について話をした。R31、タイヤ、戦略の詳細についても彼は関心を示した」
「ロバートは今も大きなやる気を持ち、エンジニアたちと連絡をとっている。我々の方もチームが下した重要な決定についてはすべて彼に報告している。今年彼は我々と常に一緒にいることはできないかもしれないが、ロータス・ルノーGPファミリーの一員であることにかわりはない」