グループ・ロータスのCEO、ダニー・バハールは、最初はロータス・レーシングと交渉を行おうとしたが、ルノーチームとの提携の方がはるかにコストが安く済んだため、そちらを選ぶ方が筋が通った決断だったと述べた。

 グループ・ロータスはルノーF1チームの株式を取得すると共にタイトルスポンサー契約を結び、来季からロータス・ルノーGPとしてF1活動を行うことになった。しかし今年トニー・フェルナンデス率いるロータス・レーシングがF1デビューを果たし、来季はチーム・ロータスとして参戦することが明らかにされており、2011年はロータスを名乗るチームが2チームエントリーする事態になった。

 15日、ロンドンでロータスのメディアランチが行われた際に、バハールは最初はフェルナンデスと交渉しようとしたが、ルノーが約3分の1のコストのオファーを持ちかけてきたため、そちらを選んだと説明した。

「なぜトニー・フェルナンデスとの間で平和的な解決が図れなかったのかという質問が繰り返されている。我々はやってみたのだ」とバハールが述べたとautosport.comが伝えた。
「対案が話にならないようなばかげたものであった場合、それについて議論を続けても意味がない。また、それと比べておそらく3分の1のコストでトップ5に入るチームと提携できるとしたら、そうするのが当然だ」
「我々には財源がなく、真に尊敬するに値する、新たなチームに投資する時間もない。資金力があり、きちんとしたパートナーを持つ既存チームの株主になることの方が慎重なアプローチだったし、我々としてはグリッド上位で戦いたかった。誰かを侮辱しているわけではない。我々は意欲的なプランを持っており、時間を無駄にしたくないし、F1においてこのブランドを支えていきたいと思っている」

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