ロス・ブラウンは、メルセデスGPの株式を手放したものの、今後もチームプリンシパルのポジションにとどまると、ダイムラーが明言した。
ダイムラーAGと財政的パートナーであるアーバー・インベストメンツPJSは、ロス・ブラウンやニック・フライなどが所有していたメルセデスGPの株式24.9パーセントを買い取り、チームを100パーセント所有することになった。
しかしダイムラーは、ロス・ブラウンが今後もチームプリンシパルの座にとどまることを明らかにしている。
ダイムラーAG取締役のトーマス・ウエバー氏は、「我々は、F1の複雑な技術的チャレンジ、そしてチームプリンシパルとしての役割に完全に集中できるポジションにいたいというロスの希望をかなえる」とコメントした。
ブラウンもチームに長期的に貢献していくと述べている。
「ダイムラーとアーバーがメルセデス・ベンツ・グランプリの残りの株式24.9パーセントを取得したことは、今後の我々のチームの強化において一歩前進につながる」
「私は、マネジメントチームをはじめとする全従業員と共に、長期的にチームに貢献していく」