ロータスF1チームの副テクニカルディレクター、徳永直紀氏がチームを離脱し、ルノーの2014年エンジンプロジェクトのテクニカルディレクターのポジションに就くことが明らかになった。
徳永氏は2000年にルノーチームにビークルダイナミクス・エンジニアとして加入、2002年にはヘッド・オブ・コントロールシステムズに昇進、2010年から副テクニカルディレクターを務めていた。
ルノーの発表では、彼は直ちにルノー・スポールF1に加わり、副マネージングディレクターのロブ・ホワイトの下で2014年にF1で使用されるV6エンジンのデザインおよび開発の監督を行うということだ。さらに、レッドブル・テクノロジーなど外部との技術パートナーシップのコーディネート、パートナーチームの要望や貢献などの評価も行う。
ロータスのテクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンは次のようにコメントしている。
「我々は皆、個人としては直紀がエンストンから去るのを悲しんでいるが、ルノー・スポールF1のカスタマーにとってはポジティブなことであると確信している」
「直紀は我々のチームに所属していた12年にわたって素晴らしい貢献をしてくれた。彼には感謝したい。彼が新たな役割において我々、そしてルノー・スポールF1のクライアント全チームに対してもたらしてくれるだろうパフォーマンスに期待している」