中嶋一貴が自身の公式ブログで、ステファンGPのF1参戦が承認されなかったため、今季の自らの活動予定は未定となってしまったが、できるだけ早く復帰したいとのコメントを発表した。
ステファンGPは、エントリー権を持たないままF1への参戦準備を進め、一貴と契約を結び、ジャック・ビルヌーブとの契約も間近であると伝えられていた。USF1が今季参戦を諦めたため、エントリー枠がひとつ空いたものの、FIAはステファンGPの参戦を認めず、これによって一貴の今季F1活動の望みが絶たれることになった。
「残念ながらステファンGPのマシンが今シーズンF1で戦うことは認められませんでした。イコール今のところ僕自身の予定も未定となります」と一貴は自身の公式ブログに記している。
「何が起こるか分からない世界なのでチャンスをいつでも掴む準備はしていきますが、少なくともしばらくの間は水面下で活動することになりそうです」
「何よりも目線を先に向けていかなければいけないので、今これから自分ができることに集中してできるだけ早く表に帰ってこられるようにするしかありません」
枠が空いているにもかかわらず参戦できないのはやりきれないとしながらも、一貴はこの機会にF1を含めたモータースポーツの世界を外から見て考えたいとも述べ、今季のF1は話題性が多いので多くの人に関心を持ってもらいたいと、F1への愛情を表している。