29日、アンドレッティ・オートスポートは、元F1ドライバーのフランク・モンタニーをフォーミュラEのドライバーとして起用することを発表した。
フランス出身のモンタニーは、2006年にスーパーアグリからF1にデビュー。井出有治に代わりシーズン途中の第5戦ヨーロッパGPから母国GPの第11戦までスーパーアグリ・ホンダをドライブした。翌2007年にはトヨタF1のテストドライバーも務めている。
モンタニーは、2008年にアンドレッティと初めて契約し、アメリカのALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)に参戦すると、2009年にはインディカーにもデビューも果たした。彼は今季も、先月インディアナポリスの新ロードコースで開催されたグランプリ・オブ・インディアナポリスにアンドレッティから参戦している。
「再びアンドレッティ・オートスポートとマイケル・アンドレッティとレースをすることは、素晴らしく名誉なことだ」とモンタニー。
「僕は2008年と2009年、そして今年もチームと共に働いてきた」
「その彼らと一体となり、この電気シリーズにチャレンジすることはエキサイティングなことだ」
なお、今回チームが発表したのはモンタニーだけで、残るひとりについては触れられていない。