東京・お台場のMEGA WEBで4日、トヨタの2016年モータースポーツ体制発表会が行われ、小林可夢偉が今季からWEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦することが発表された。

 2014年までF1に参戦していた可夢偉は昨シーズン、13年ぶりに国内シリーズへと復帰し、スーパーフォーミュラに参戦。優勝こそならなかったものの、3度の表彰台を獲得した。また、昨年はトヨタWECのリザーブドライバーも務めており、トヨタTS040ハイブリッドでのテストも経験している。

 今季に向けては、昨年限りでレギュラードライバーの座から退いたアレックス・ブルツのシートに収まるのではないかと囁かれていた可夢偉。そのウワサの通り、今季はスーパーフォーミュラを戦うとともに、WECのレギュラードライバーに昇格することとなった。

 中嶋一貴とは別の車両をドライブすることとなり、可夢偉は今年、ステファン・サラザン/マイク・コンウェイとともに新型『TS050ハイブリッド』でシーズンを戦うこととなる。なお、カーナンバーは現在のところ未定となっている。

 参戦決定にあたって「すごく重要な役目でもあるので、自分の力を出してしっかりと仕事ができれば、今年はいい1年になるのではないかと思います」とコメント。2013年にLM-GTEプロクラスから参戦して以来となるル・マン24時間の戦いに向けても「優勝という最高の仕事をしたいと思います」と意気込んだ。

 なお可夢偉は、引き続きスーパーフォーミュラにも参戦。チームルマンに残留し8号車をドライブすることとなる。

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