2010年F1第15戦シンガポールGPの日曜決勝で、BMWザウバーの小林可夢偉はリタイアを喫し、自分のミスでクラッシュしたと認め、ポイントを獲るためにはあの時に必死にプッシュする必要があったと語った。
■BMWザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝リタイア
間違いなく僕のミスだ。ミハエル・シューマッハーを抜いた後、1ポイントを確保するためには必死にプッシュする必要があることは分かっていた。でもタイヤが完全に終わっていたんだ。あのコーナーで判断を誤り、バリアにクラッシュしてしまった。その後ブルーノ・セナが僕のマシンに突っ込んできた。全体的にかなりひどいダメージを負った。スタートはかなりの接近戦で、ビタリー・ペトロフに抜かれてひとつポジションを落とした。マーク・ウエーバーに対してはチャンスがなく、ミハエルの後ろの10番手を走った。僕の方が速かったけれど、オーバーテイクするチャンスがなかなかなかった。でもチャンスを見つけた時、彼にアタックし、うまく抜くことができた。その後、さっきも言ったけれど、必死にプッシュし、結局バリアでレースを終えることになった。