2011年F1中国GPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉は10位、セルジオ・ペレスは17位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝10位
少なくとも1ポイントを獲ることができたので、今日はとてもハッピーだよ。すごくいいスタートをして、いくつかポジションを上げることができた。予選で思ったような順位を確保できなかったから、これは重要なことだった。14周目にエイドリアン(・スーティル)に近づこうとしていた時、他のマシンがいたのだけれど、彼は僕のことを見ていなかったようだ。僕らは接触し、ノーズに穴が開いた。技術的にはドライブする上で問題なかったけれど、コクピットに埃がたくさん入ってきた。最後には白いスーツがすごく汚れてしまったよ。でもそんなことは大したことではない。2回目のピットストップを予定していたよりも数周早く行ったけれど、問題なくハードタイヤで残りの26周を走れた。ただ、ポール(・ディ・レスタ)をオーバーテイクした後、残り3周にはタイヤはもう終わっていたけれどね。
セルジオ・ペレス 決勝17位
スタートはOKだったけれど、1コーナーで失敗して、いくつかポジションを落とした。エイドリアン(・スーティル)とのアクシデントは本当に残念だ。彼にも僕のチームにも申し訳なく思う。あの時、ビタリー(・ペトロフ)からプレッシャーを受けていたが、タイヤを最大限に使いたいと思っていたので、かなりアグレッシブにいったんだ。エイドリアンのインに入っていたけれど、あいにくリヤが滑り、彼にクラッシュしてしまった。今週末はこれまで以上にマシンのフィーリングがよかっただけに、本当に悔しい。