ルノーのロバート・クビカが来季フェラーリに移籍するというウワサが再び持ち上がっている。これに関連してフェリペ・マッサが来年は小林可夢偉のチームメイトになるという。
クビカは今シーズンに入り来季の契約をフェラーリと交わすのではないかと一時ウワサになったが、7月にルノーと2012年までの契約に合意し、またクビカの加入でシートを失うとされていたマッサも、同じく2012年までの契約延長をフェラーリとの間で結んだ。
しかし、そうした事実にも関わらずクビカは2011年にフェラーリをドライブすると根強くウワサされており、さらにスイスのモータースポーツ・アクチュエルは、マッサが来年はフェラーリエンジンを搭載するザウバーに復帰し、小林可夢偉の新たなチームメイトになると報じている。
クビカはこうしたウワサについて、「話はすべて聞いている」と述べ、将来のフェラーリ入りを否定はしなかったが、少なくとも2011年はルノーに留まると語った。
「カートにフォーミュラ・ルノー、そしてF3と僕は常にイタリアのチームで働いてきた。モンツァの近くでは1年以上の時間を過ごしたしね。フェラーリは特別だよ。情熱と歴史がユニークなんだ」
「しかし事実はひとつしかないよ。僕らは勝利のために戦っており、最高のマシンを求めている。僕は今、ルノーにいて、このチームと共に進歩することを望んでいる。2011年はワールドタイトルを争いたいんだ。今後をみていくさ」