F1第11戦ハンガリーGPの予選Q1は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマーク。小林可夢偉(ザウバー)は15番手でQ2に進んだ。
全24台が参加した予選Q1は、決勝に向けて多くのチームがタイヤを温存する作戦をとり、序盤は上位勢を中心にプライムのソフトタイヤでアタック。そのなかで1分21秒578をマークしたアロンソがトップにつけ、2番手以下にルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテルとトップ6までを3強の6台が独占。タイムに余裕のあるこの6台は終盤のアタックを回避した。
一方、1回目の走行で7番手につけたメルセデス以下のマシンは終盤も再びアタックに向かい、フォース・インディアがエイドリアン・スーティル7番手、ポール・ディ・レスタ9番手とQ3進出へ向け好位置を確保。対するザウバー勢はセルジオ・ペレスが12番手、2回目のアタックでスーパーソフトを履いた小林可夢偉は15番手タイムで無事にQ2進出を果たした。
このQ1では、チーム・ロータス、HRT、ヴァージンの6台とともに、決勝での5グリッド降格が決まっているトロロッソのセバスチャン・ブエミが18番手でノックアウトされた。