FIAは、バーニー・エクレストンが提案した“女性だけのF1選手権”というアイデアを、十分なリサーチもせずに安易に排除はしないという。

 マレーシアGPの週末、エクレストンは、F1の人気向上のため、女性のみが参加するF1選手権を立ち上げ、グランプリのメインイベントの前にレースを開催するというアイデアを披露した。

 これに対し、ウイリアムズのテストドライバーを務めるスージー・ウォルフやF3ドライバーのタティアナ・カルデロンなど数人の女性ドライバーは反発の姿勢を示している。

 しかし、元ラリードライバーでFIAのウーマン・イン・モータースポーツ委員会のメンバーのひとり、ミシェル・ムートンは、このアイデアは検討される必要があると主張している。

「女性だけの選手権というアイデアは、適切な議論やリサーチもなく排除するものではない」と、かつて世界ラリー選手権で女性唯一の勝利を挙げたムートンがAP通信に語ったと、motorsport.comが伝えている。
「私自身の競技者としての経験から言えば、女性は男性と対等なレベルで戦いたいと真剣に思っています」
「ほんのわずかでも、彼女たちはこの数十年でそれが可能であることを証明しました」

 ロータスの開発ドライバー、カルメン・ホルダも、“女性だけのF1選手権を「素晴らしいアイデア」と歓迎している。

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