F1日本グランプリGPの予選で、4番手タイムを記録した小林可夢偉に何らかの裁定が下される可能性が浮上している。
予選でQ3に進出した可夢偉は、Q3でセッション終盤にワンアタックを行った。しかし、この時にロータスのキミ・ライコネンがスプーンカーブでコースオフしてストップ。その区間にイエローフラッグが提示された。
可夢偉はライコネンのストップした後にその区間を通過し、4番手タイムでチェッカーを受け、暫定ながら決勝の3番グリッドを手に入れた。
だが、現地鈴鹿では予選終了直後から、可夢偉がスプーンを走り抜けるシーンが繰り返し映像で流されるなど、不穏な空気につつまれている。
チームとしては、可夢偉がスプーンのあるセクター2でQ2タイムよりコンマ1秒遅く、KERSを使用していないことを主張すると考えられるが、イエロー区間でバックオフしたルイス・ハミルトンなど、他チームからの抗議も予想されている。
なお現時点では、スチュワードから追加のアクションは出されていない。