アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)第3戦は11日、ラグナセカで決勝レースが行われ、マッスルミルク・ピケット・レーシングのクラウス・グラフ/ルーカス・ルーア組HPD ARX-03a・ホンダが優勝を飾った。

 名物コース、ラグナセカで開催されたALMS第3戦。LMP1クラスは、デルタウイングを含む4台がエントリーし、ニック・ハイドフェルド/ニール・ジャニ組12号車ローラB12/60がポールポジションを獲得したが、迎えた4時間の決勝レースでは、6号車とニック・ハイドフェルド/ニール・ジャニ組レベリオン・レーシングの12号車ローラB12/60・トヨタとの激しい戦いとなった。

 ピットインを繰り返すたびにトップを入れ替え合った2台だが、残り1時間というところで、2台はターン3でトラフィックに遭遇。もつれあった2台は接触してしまう。この接触により、ジャニがドライブしていた12号車ローラ・トヨタは左フロントタイヤがパンクチャーに見舞われる。レースオフィシャルはこの接触によるペナルティは無しと裁定したため、ルーアがドライブしていた6号車HPD ARX-03aがトップを確実なものとした。

 この結果、6号車が連勝を飾り、12号車は2戦連続の2位という結果に。ダイソン・レーシングの16号車ローラB12/60・マツダは燃料系のトラブルでリタイア、0号車デルタウイングもリタイアを喫している。

 LMP2クラスは、レベル5モータースポーツのHPD ARX-03b・ホンダがワン・ツー。スコット・タッカーが551号車、552号車を両方ドライブし、551号車をマリーノ・フランキッティと、552号車をライアン・ブリスコとシェアしたが、551号車がクラス首位でチェッカーを受けた。

 LM-GTクラスは、ヤン・マグヌッセン/アントニオ・ガルシア組シボレー・コルベットC6 ZR1が、チーム・ファルケンタイヤの17号車ポルシェ997 GT3 RSRを振り切って優勝。3位にはレイホール・レターマン・ラニガンの56号車BMW Z4 GTEが入った。

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