2014年F1に導入されたペナルティポイントシステムについて、元F1ドライバーでBRDC(ブリティッシュ・レーシングドライバーズ・クラブ)会長のデレック・ワーウィックが、ここまでのところうまく機能していると語った。

 2012年ロマン・グロージャンがベルギーGPの多重クラッシュなど繰り返しアクシデントを引き起こしていたことから、頻繁にペナルティを受けるドライバーたちに対する新たな罰則が検討された。その中で、運転免許のように規則違反を犯すたびにポイントが加算されていき、ある時点でレース出場停止になるようなシステムをF1に導入するという提案がなされ、ペナルティポイントの規則が作られた。

 2014年スポーティングレギュレーション第4.2条において、12カ月の間に12ペナルティポイントを科されたドライバーは1戦出場停止になると定められている。

「このシステムはうまく機能していると思う」とワーウィックはSky Sports Newsに対して語った。

「今シーズンが終わったらいくつか修正しなければならない点はあるかもしれないがね。問題の種類によってペナルティポイントが多すぎたり少なかったりするかもしれない。(FIA)レースディレクターのチャーリー(・ホワイティング)がシーズン終了後にチェックし、多少変更を加える可能性がある」

「このシステムは正しい。ペナルティポイントが重なって1戦欠場しなければならなくなったとしたら、そのドライバーの走りはシーズン通してよくなかったからなのだ」

「公道と同じことだ。私がスピード違反を3回か4回犯したら、免許を剥奪される。それは当然のことだ」

 2014年第4戦までに5人のドライバーにペナルティポイントが科せられた。ジュール・ビアンキに最も多い4点が与えられており(ペナルティ2回分)、パストール・マルドナドが3点、バルテッリ・ボッタス、ケビン・マグヌッセン、エイドリアン・スーティルは2点となっている。

 マルドナドは、バーレーンGPでのエステバン・グティエレスとのクラッシュによって、レース中の10秒ストップペナルティ、中国GPでの5グリッド降格ペナルティ、そしてペナルティポイント3ポイントを与えられた後、ペナルティが厳しすぎて思い切りバトルをすることができないと不満を述べている。

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