F1商業権所有者のバーニー・エクレストンは、今のミハエル・シューマッハーがマシンさえよければ優勝する力を持っていることは疑いの余地がないと語った。

 F1公式サイトのインタビューにおいて、シューマッハーはまた優勝できるかという質問を投げかけられたエクレストンは、「この件について私は全く疑いを持っていない」と答えた。
「競争力の高いマシンさえあれば、彼はタイトルを争える」

 F1の歴史の中で復帰してタイトルを獲ったのはニキ・ラウダとアラン・プロストのふたりだけだが、シューマッハーはそれほど難しい仕事を成し遂げられるかと聞かれ、エクレストンは、シューマッハーは引退前にこのふたりよりも優れた成績を挙げており、全く問題はないと述べた。
「ニキは(一度)引退する前に2回、アラン・プロストは3回、タイトルを獲った。ミハエルは引退前に7回ワールドチャンピオンに輝いている。レベルが違う。ラウダはマクラーレンで復帰、プロストはウイリアムズで復帰し、両方とも当時のトップチームだった。だが昨年のメルセデスはそうではなかった」
「ミハエルは今も非常に高いモチベーションを持っており、肉体的なコンディションも全盛期と同じぐらい整っている。彼と話をすれば、その一言一言、そして仕草のひとつひとつから、彼が他の何よりもまた勝つことを望んでいることが伝わってくる。メルセデスが競争力のあるマシンを提供できれば、彼はまた勝てる」

 一方エクレストンは、ラウダやプロストが走っていた時代よりも今の方が優秀なドライバーの数が多く、戦いは熾烈であると認めた。
「昔はトップドライバーのリストに入るドライバーはそれほど多くはなかった。タイトルを争えるドライバーは多くても3人、チームでいえばせいぜい2チームだった。たとえば、マクラーレン対フェラーリ、ウイリアムズ対フェラーリ、ウイリアムズ対マクラーレンといった具合だ」
「しかし今はレースで優勝する力があるチームは4チーム、あるいは5チームある。つまり8人か9人のドライバーが表彰台の最上段を狙って戦っているのだ。残念なのはそのうちのひとりが今病院にいることだ。ロバート・クビカはトップドライバーのひとりだと私は思う」

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