F1第3戦中国GP予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。

予選1位 ニコ・ロズベルグ(メルセデス)タイヤ=ソフト
 僕にとってはF1での初めてのポール、シルバーアローにとっては1955年以来のポールを獲ることができ、本当に特別な日になった。FIAのガレージでQ3の終わりを見ているなんて変な感じがしたよ。決勝に向けてオプションタイヤを1セットセーブすることに決めたから、見ているほかなかったんだ! 最終的に自分がタイムシートのトップを獲り、しかも2位に0.5秒も差をつけることができたなんて、今日は僕以上にハッピーな人間はいないはずだ。ここに来ているスタッフ、ファクトリーのスタッフなど、チーム全員に感謝している。彼らは僕らのシルバーアローを開発し改善するために素晴らしい仕事をしてくれた。明日のレースで何が起こるかは分からないし、トップを維持するのはたいへんなチャレンジになるだろう。でも、ミハエルと共にフロントロウに並ぶことも僕にとってすごく特別なことだから、とりあえず今は、そこからスタートすることを楽しみにしている。

予選2位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)タイヤ=ソフト※5グリッド降格
 今日はニコ(・ロズベルグ)を大いに祝福したい。僕らが初めて会ったのは1997年のことで、2000年にはチームメイトになった。それ以来僕らは良い友だちなんだ。チームメイトだった時、僕らはF1の予選でふたりで1位と2位を獲ることをいつも夢見ていた。今日はそれが叶って最高の気分だよ。レースに向けては、僕らには良いマシンがあるけれど、明日は後ろから順位を上げていかなくてはならない。でもレースで前に出ていけるなら、それでハッピーだ。レースで最速になるようマシンをセットアップした。だから、僕もジェンソンも望んだより少し後方に沈んだし、少しやるべき仕事があるけれど、うまくいくだろう。グリッドでは僕らの前に何人もの優れたドライバーたちがいるが、レースペースの点では彼らにひけをとらない。このコースはオーバーテイクが可能だし、僕らにはDRSもある。明日をものすごく楽しみにしているよ。

予選3位 ミハエル・シューマッハー(メルセデス)タイヤ=ソフト
 僕らメルセデス・ベンツチームにとって本当に特別な日になった。2台のシルバーアローが中国GPでフロントロウからスタートすることになったんだ。最高の結果だし、チームの皆にとって素晴らしいことだと喜んでいる。おめでとう、ニコ。彼は信じられないようなラップで初のポールポジション獲得を成し遂げた。今日は彼の方がいい仕事をしたことに素直に敬意を表するよ。よかったね。ノルベルト(・ハウグ)、ロス(・ブラウン)、そしてサーキット、ブラックレー、ブリックスワースのスタッフ全員にとっても素晴らしい結果になり喜んでいる。彼らはとても長い時間耐え忍び、待たなければならなかった。彼らのハードワークを心から称えたい。常に僕らをサポートしてきてくれたダイムラーにも心から感謝する。僕らはメルセデス・ベンツの名前を本来のポジションであるトップへと導くために全力を尽くしている。自分自身の予選についても満足している。もちろんレースの目標は僕らの今の位置を維持することだよ。でも明日はまた別なストーリーになる。僕らはマシンに決勝重視のセッティングを施しているけれどね。もちろんいいパフォーマンスを見せられるよう努力するし、それを楽しみにしている。

予選4位 小林可夢偉(ザウバー)タイヤ=ソフト
 すごく嬉しい。チームはとてもいい仕事をしてくれた。かなり前から僕らは予選パフォーマンスを改善する必要があると言い続けていた。今日の結果ではっきりした進歩が見られたと思う。ルイス・ハミルトンがギヤボックスを交換しなければならないから、僕は3番グリッドからスタートすることになりそうだ。このグリッドポジションにはたくさんのチャンスが期待できる。でも僕は夢想家ではないので、目標はいつもと同じ、つまりできるだけたくさんのポイントを獲ることだ。僕らのマシンは強力だ。それはつまり通常ではタイヤの面でも有利だということなので、決勝が楽しみだし、自信がみなぎっている。

予選5位 キミ・ライコネン(ロータス)タイヤ=ソフト
 グリッドポジションは問題ないが、タイムを見ると、今日のマシンのペースに失望を感じる。ルイス(・ハミルトン)の(グリッド降格)ペナルティでひとつポジションが上がるけれど、本来のスピードを発揮できなかった。特にポールタイムを見るとそう感じる。今週末はいくつかアップデートを試したが、期待したようには機能しなかったためにマシンを以前の状態に戻した。これまでの2戦よりもマシンに対する自信を得られないまま決勝に臨む。でもグリッド自体は開幕2戦よりかなり前方だということは分かっているけどね。明日僕らに何ができるか見てみよう。ベストを尽くすつもりだし、グリッドよりも上の順位を獲得すること、つまり表彰台に上れることを期待している。

予選6位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)タイヤ=ソフト
 Q1では、ほとんどのチームがそうしていなかった時に、僕らはソフト側のタイヤで出て行ってタイムを出した。Q2ではアンダーステアが大きすぎると感じたため、Q3に向けて少し調整をした。だけど最後のセッションでは気温が下がっていることが分かった。出ていくのが少し遅かったんだと思う。もちろん少し残念だったけど、僕らのレースペースはすごく良いはずだ。もし明日も涼しかったらフロントタイヤに熱を入れるのが難しくなるだろうが、それは僕にとって珍しいことではない。そういうこともあるし、5番手から良いレースができればいい。僕らの目標は優勝をかけて戦うこと。それは簡単なことではないけれど、レースでは僕らは前方のマシンと同じかそれ以上に速いはずだ。いつもと違うのはカムイ(小林)だね。彼のロングランのペースはとても良いみたいだ。

予選7位 マーク・ウエーバー(レッドブル)タイヤ=ソフト
 Q2のラップは悪くなかったが、Q3のラップは思うようにうまくまとめられなかった。ソフトタイヤのラップはスムーズにいかず、タイムをまとめるのが難しかった。それでももっと前の列につけたかった。Q2での1分35秒7というタイムは良かったのに、Q3はたぶんちょっとやりすぎてしまったんだ。がっかりしている。レースでは良いマシンであることは分かっているから、明日がどんな展開になるかが楽しみだね。すごい接戦だし、僕らも攻め続けるよ。

予選8位 セルジオ・ペレス(ザウバー)タイヤ=ソフト
 僕らチームにとっていい予選だった。僕自身については、正直言って8番手より上のポジションを期待していた。それまでの走行はとても期待を感じられるものだったが、Q3の最終ラップでソフトのフレッシュタイヤを履いて走っていた時、突然アンダーステアが出た。原因は分からない。いずれにしても明日はタフなレースになるだろうけど、ベストを尽くすよ。

予選9位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)タイヤ=ソフト
 難しい予選になるだろうことは分かっていたが、そのとおりになった。ほんのわずかの差でベッテルに勝ち、なんとかQ3に進むことができた。Q2からQ3にかけて風向きが変わり、その影響を被った。マシンはこのとおりで、ここに持ち込んできた改善はパフォーマンスを大きく向上させるのに十分なものではない。だからこのポジションは僕らの今のポテンシャルを大体正確に表したものだ。もちろんポールポジションから1秒も遅い状態に満足できるはずはない。でも僕らにできるのは、なんとかこの差を縮められるよう努力していくことだけだ。十分にいい仕事をすれば優勝を考えられるようになるだろうが、そうでなければ無理だろう。それでも僕は今も希望を捨ててはいない。トップから大きく遅れていた2010年ですら、最終戦を迎える時点ではポイントリーダーだったんだから……。すごくエキサイティングで面白いスターティングポジションになったね。メルセデスが2台、ザウバーとロータス1台ずつが上位を占めるなんて。僕らがベストのマシンを持っていないのは間違いないから、僕らにはミスは一切許されない。オーストラリアやマレーシアのように、もしも完璧にレースをマネージできたら、貴重なポイントを持ち帰ることを期待できるかもしれない。

予選10位 ロメイン・グロージャン(ロータス)タイヤ=ソフト
 今日のセッションに関しては複雑な心境だ。昨日少し苦労した後で2台揃ってQ3に進めたのは素晴らしいことだ。でもQ2の最初の走行が大失敗だったためにQ3を迎える前に新品ソフトタイヤをすべて使いきる羽目になった。つまりポールポジションを目指してコンペティティブなタイムを出しに行っても無駄だったということだ。Q2でのペースはよかっただけに、すごく悔しい。マシンのフィーリングがかなりよくなっているし、それは今日のラップタイムを見ても分かると思う。チームはよく頑張って状況を好転させ、僕らが本来いるべき上位に戻してくれた。僕にはまだ少し調整すべきことがあるけれど、明日の56周のレースの中で確実にそれができるはずだよ!

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