F1第13戦シンガポールGPは21日、予選日を迎え、予選を前に行われたフリー走行3回目(FP3)では、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 夕暮れのなか、現地時間18時(日本時間19時)より始まった60分間のFP3。開始時の気温は30度、路面温度は33度を記録し、終始ドライコンディションで行われた。

 予選前最後の走行となることもあり、セッションではシグナルグリーンとともに多くのマシンがミディアムタイヤを装着してコースへ姿を見せたものの、スーパーソフトタイヤが使用され始めたのは残り10分を切ってからとなった。

 序盤は、メルセデスの2台に加えて、前日はトラブルに見舞われ走行時間を失ったロメイン・グロージャンもトップに名を連ねていく。ただ、FP2で速さを見せたレッドブル勢がセッション折り返しを前にアタックを開始。マーク・ウエーバーが1分46秒台前半のタイムで首位、ベッテルが2番手と前日からの好調を維持すると、終盤までポそのジションをキープした。

 その後、セッション残り10分というタイミングでグロージャンがスーパーソフトを投入すると、各チームとも続々とその動きに追随。グロージャンはスーパーソフトでのファーストアタックで1分44秒台前半の好タイムをマークするも、続いたベッテルが1分44秒173を記録して首位に。
 各マシンが一挙にアタックを行ったため満足にタイムを出しきれないマシンの姿も見られるなか、その後はタイムシートに大きな変動は見られないままチェッカーフラッグが振られることとなった。

 その結果、ベッテルがFP2で自身の記録したタイムを上回ってトップに。2番手にはグロージャン、3番手にメルセデスのニコ・ロズベルグが続いた。ウエーバーが4番手、ルイス・ハミルトンは5番手につけ、ここまでが1分44秒台のタイムを記録している。
 また、フェルナンド・アロンソが6番手につけた一方、フェリペ・マッサはコンマ7秒ほど遅れて10番手。僚友が2番手に入ったキミ・ライコネンは12番手となっている。

 決勝レースのグリッドを争う公式予選は、現地時間21時(日本時間22時)より行われる。

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