TOYOTA GAZOO Racingが2月に募集を開始した、ラリーで世界に挑戦する若手ドライバーを支援する『TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム』の育成ドライバーに、21歳の新井大輝と22歳の勝田貴元の2名が選出された。

 GAZOO Racingは、2014年からモータースポーツの夢に挑戦するクルマ好きに向けた支援策として『GAZOO Racingチャレンジプログラム』をさまざまなカテゴリーで実施。世界で活躍する若手ラリードライバー育成に向けた支援を目標に、今年からラリーでの同プログラムの展開が始まっている。

 今回のプログラムには総勢71名のエントリーがあり、7名が書類による1次選考を通過。そののうち4名がフィンランドでの2次選考へ参加し、体力テストや心理テスト、ラリークロス用のコースや林道でのドライビングテストを行なった。これらの結果を踏まえ選出されたのが、新井と勝田の2名となる。

 新井は2013年に、JRC全日本ラリー選手権のオープンクラスやAPRCアジア・パシフィックラリー選手権などへ参戦。2014年からはJRCのJN6クラスへステップアップし、今季開幕戦ツール・ド・九州で総合4位を獲得している。また新井の父は、1998年から2002年にかけてWRC世界ラリー選手権に参戦した経験を持ち、今季もJRCに参戦している新井敏弘だ。

 もうひとりの勝田は2005年にカートデビューし、2011年にFCJフォーミュラチャレンジ・ジャパンでチャンピオンを獲得。翌2012年にF3参戦と同時にJRCへスポット参戦を開始し、参戦2年目の2014年には、JN5クラスへスポット参戦した第8戦ハイランドマスターズでクラス優勝を達成。今季はJN6クラスへのステップアップを果たしている。勝田の父はラリードライバーの勝田範彦。今季JRC開幕戦ツール・ド・九州で総合優勝し、同大会10連覇を達成している。

 新井と勝田の両名は6月末から、4年連続WRC王者のトミ・マキネンとWRC通算15回の優勝経験を持つミッコ・ヒルボネンによる指導を受けつつ、フィンランドやポーランドの国内ラリー選手権へスポット参戦。また日本国内では“Team TOYOTA GAZOO Racing”のドライバーとしてJRCに参戦する予定だ。

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