レッドブル・グローバル・ラリークロス(GRC)は31日、フォート・ローダーデールで2015年の開幕戦が行われ、ケン・ブロック(フォード・フィエスタST)が優勝した。

 GRCはサーキットレース、オフロードレース、ラリーの要素をあわせ持つ競技のひとつ。ダート路面とターマック路面が混在し、ジャンピングスポットが設けられたコースで行われる。フォードやフォルクスワーゲン、スバルなどがマシンを供給しており、ドライバーもケン・ブロックや元F1ドライバーのネルソン・ピケJrといったトップドライバーのほか、モトクロスやBMX、スケートボードなどのスター選手も参加している。

 開幕戦には12台のマシンが出場。2回のヒートやセミファイナルを経て、10台のマシンがファイナルに進出した。ファイナルのポールポジションはブロックが獲得。予選2番手はスティーブ・アーピン(フォード・フィエスタST)、予選3番手は元F1ドライバーのネルソン・ピケJr.(フォード・フィエスタST)が獲得した。

 10周で争われる決勝レースでブロックは、1コーナーに設けられたショートカット『ジョーカーレーン』を1周目に走行し首位をキープ。2番手には同じくオープニングラップでジョーカーレーンをクリアした2列目スタートのスコット・スピード(フォルクスワーゲン・ビートル)が浮上した。

 トップに立ったブロックは、4周目に29.9秒のファステストラップを記録する速さをみせ、6週目には2番手スピードとの差を2秒以上へ拡大。最終的に、4秒近いギャップを作りトップチェッカーを受け、昨年5ポイント差で逃したチャンピオン獲得へ向け、好スタートを切った。2位はスピードが入り、3位はピケJr.が獲得した。

「今週末のリザルトには大満足だよ」とブロック。

「オフシーズンにチームと共に努力した結果が報われた。選手権トップでシーズンを始めることができて本当に嬉しいよ」

 GRC第2戦・第3戦は6月20日~21日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

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