今季WEC世界耐久選手権に参戦することを明らかにした香港のKCMGは、参戦ドライバーのふたりを発表し、日本で戦っていた経験をもつリチャード・ブラッドレーとマシュー・ホーソンを起用すると明らかにした。
スーパーフォーミュラや全日本F3にも参戦してきたKCMGは、昨年からスポーツカー耐久レースに参戦を開始。スーパーフォーミュラは今季、中山雄一を擁し参戦を決める一方、ル・マン24時間含むWECにもオレカ・ニッサンでフル参戦を決めていた。
チームは21日、今季のWEC参戦ドライバーとして、昨年スーパーフォーミュラに参戦していたリチャード・ブラッドレーと、全日本F3で戦った経験をもつマシュー・ホーソンの起用を明らかにした。
「我々はWEC、アジアン・ル・マンに参戦する前から、リチャードとマットとともに戦ってきた。どちらも多彩な才能を示してくれており、彼らを我々の最初のWECフルシーズン参戦に向け起用することができて嬉しく思っている」と語るのはチーム代表のポール・イップ。
イップによれば、チームはまだ3人目のドライバーは決めていないとのことだが。「リチャードとマットと力強いラインナップになると確信している」としている。