2014年F1第8戦オーストリアGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。

 ノックアウト方式で行われる予選ファーストラウンドのQ1は現地時間14時のスタート。舞台となるレッドブルリンクの天候は相変わらずの曇り空ながらコースはドライコンディション。セッション開始時の気温は17度、路面温度は32度を記録した。全車が出走するQ1は18分、セカンドラウンドのQ2に進めるのは上位16台までとなる。

 セッションがスタートすると、各車とも入念にタイヤの熱入れを行いながらタイムアタックを開始。ダニール・クビアトのターゲットタイムを皮切りに、上位勢はソフトタイヤ、ザウバーやケータハムといった下位チームのマシンは最初からスーパーソフトを履いてアタックに向かった。

 各車最初の走行では、予想通りメルセデス勢が1-2を奪う。トップにつけたルイス・ハミルトンは計測1周目で1分9秒台に突入すると、続くアタックでもベストタイムを更新。チームメイトのニコ・ロズベルグもすかさず計測2周目で1分9秒台に入れてきた。

 一方、メルセデスを除く争いでは、直前のフリー走行でトップタイムをマークしたウイリアムズ勢が3、4番手タイムをマーク。5番手以降にフェラーリとレッドブルが続く展開となった。

 セッションが終盤に入ると、Q2進出をかけた争いが本格的にスタートする。ここではメルセデスとウイリアムズ、そしてレッドブルのダニエル・リカルド、フェラーリのフェルナンド・アロンソまでのトップ6がコースインを見送った。

 その中、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは14、15番手までポジションを落とす。しかし、最後のアタックではライコネンが8番手。ベッテルは15番手とポジションはそのままだったが、なんとかQ2に生き残ることに成功した。

 エイドリアン・スーティルは最後にチームメイトを上回るも16番手浮上はならず、ザウバーは2台揃って敗退。ケータハムの小林可夢偉は最後のアタックでマルシャのマックス・チルトンを上回り、20番手につけた。

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