アメリカ発の新F1チーム、USF1に対し、F1の商業権を握るバーニー・エクレストンが、名称をUSグランプリ・エンジニアリングに変更するよう求めた。

 先週、ピーター・ウインザーとケン・アンダーソンが立ち上げた同チームは正式に体制を発表したが、その後、チームのウェブサイトにはアクセスできなくなった。その理由は、エクレストンがチーム名の変更を命じたからだという。FOMのチーフエグゼクティブのエクレストンは“F1”という単語の使用権を自らが所有していると主張しており、これをチーム名に含めることを禁じ、USグランプリ・エンジニアリング、あるいはUSGPEに名称変更するよう要求した(USGPはインディアナポリス・モータースピードウェイのトニー・ジョージがすでに所有している)。

 2007年にフォーミュラワン・ライセンシングは、“F1”という単語の独占的使用の認可を求めたが、失敗に終わっている。英商標登録所は、“F1”という略称は一般的に使用されているため、“商標としては登録できない”とみなしたのだ。正式な商標登録が認められているのは“FIA Formula One World Championship”だけだが、FOMは“F1”にTMマークの使用を適用し続け、過去に“grand prix”という単語に関しても独占権を得ようとして失敗している。

 ルノー、トヨタ、フォース・インディアは公式名称に“F1”を含んでいるが、それぞれ“チーム”の語が続いていることで、FOMはこれを認めているようだ。例外的にウイリアムズの正式名称は“ウイリアムズF1”である。一方、フォース・インディアは、チームのロゴが“F1”と極めて類似しているとして、2009年開幕前に公式ロゴを変更するよう、FOMから求められたといわれている。

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