FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦が富士スピードウェイで開幕し、その最初のセッションであるフリー走行1回目が行われた。トップタイムは7号車アウディR18 e-トロン・クアトロで、アンドレ・ロッテラーのドライブにより1分24秒497を記録している。このタイムは、これまでのLMP1マシンによるレコードタイムを2秒以上も更新する、驚異的なモノだ。その他、ポルシェ919ハイブリッドの2台も僅差で続いており、上位4台全てがレコードを更新する結果となった。トヨタTS040は5位(1号車)と6位(2号車)。
なおLMP2クラスは36号車シグナテック・アルピーヌが1分32秒701でトップ、LM-GTEプログラスは1分39秒931を記録した92号車ポルシェ・チーム・マンタイ、LM-GTEアマクラスでは72号車SMPレーシングのフェラーリがトップに立っている。
次のセッションは本日15時半より、フリー走行2回目が行われる。