WEC世界耐久選手権第6戦富士は20日13時30分にレースが再開されたが、再スタート直後に強さを増した雨により、再び赤旗中断となっている。
スタート直後に強まった雨により、8周のセーフティカーランの後に赤旗となったWEC世界耐久選手権第6戦富士の決勝レース。午前11時18分に中断となった後、雨が小康状態になったのを待って13時30分にレースが再開された。計時はスタートしてから、ドライバー1名が最大乗車できる時間で止められており、レースは残り4時間10分43秒で争われていった。
雨が収まったものの、霧が出てきた中でセーフティカー先導のままスタートが切られたが、SCラン1周目に首位1号車アウディ、トヨタ8号車がピットへ。8号車は給油のみ、1号車は給油とエンジンエアインテークのフィルター交換を行いピットアウトしていく。
しかし、1号車のトラブルは解消していなかったか、翌周再びピットへ。リヤハッチを開けエンジンの吸気付近から、パーツを取り除いてピットアウト。再びコースへ送り出し、ラップダウンにならないようにしながら再度ピットに入れ、パーツを装着しピットアウトするという耐久レースらしいストラテジーを展開していく。
ただ、リスタート時から再び強くなりはじめた雨が再び強くなり、再び8周を周回した後またしても赤旗提示。レースは残り3時間48分、16周消化で中断となってしまった。この後の予定はまたアナウンスされる。