WEC世界耐久選手権第6戦富士は20日11時からスタートが切られたが、強い雨によりセーフティカーランが行われた後、赤旗中断となっている。

 昨年は秋晴れに恵まれたWEC富士。しかし、今年の富士スピードウェイは朝から強い雨となり、グリッドへの試走が始まる頃にはかなり雨脚が強まった。そのため、LM-GTEの99号車アストンマーチン、50号車コルベットがクラッシュするシーンも見られた。

 そんな中、総合優勝を争うLMP1クラスでは、フロントロウ2番手を獲得していた8号車トヨタTS030ハイブリッドが、最後に給油をしてグリッドに向かおうとしたところでピットレーンクローズに間に合わず、ピットスタートを強いられてしまう。フルウエットのため、スタートはセーフティカースタートに。そのため、1周目から計時がスタートしており、8号車トヨタはスタートから1周のビハインドを背負ってしまった。

 レースはしばらくセーフティカーランのまま進んでいたが、雨脚は2周目あたりからかなり強くなり、11時18分に赤旗が提示されてしまう。ドライバーやチーム関係者も「走行には危険な状態」と語り、マシンはメインストレートに戻った後、パルクフェルメ状態に留め置かれている。

「2周目以降は雨の量が増えて、セーフティカーの後ろでもすごくドライブは困難だった。3速に入れるのがやっとだったよ。この判断は正しいと思う」とマシンを降りた1号車アウディのアンドレ・ロッテラー。この後のレースの進行については、今後アナウンスされる予定だ。

本日のレースクイーン

桐生もえこきりゅうもえこ
2025年 / スーパーGT
アサヒドライゼロアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円