今季からスタートするWEC世界耐久選手権。ひさびさのスポーツカー耐久レースの世界選手権だけに話題も満載のはず……。ということで、現地からレースとは直接関係がないトピックスをピックアップしてお届け。第2回目は、今季からアウディ陣営に加入した日本でもおなじみ、ロイック・デュバルのお話。
(2)初のアウディワークスに戸惑う!?
新たに今季からスタートするWEC開幕戦セブリング。予選でトップ3を独占したアウディ陣営には、今季から日本でスーパーGTやフォーミュラ・ニッポンで活躍したロイック・デュバルが加入。3号車の一員となった。
そんなデュバルは、同じように日本からアウディワークスドライバーとなったブノワ・トレルイエ、アンドレ・ロッテラーのふたりとも同じスーツ姿に。昨年までニッサン、ホンダ、レクサスと分かれて参戦していた3人が、同じスーツ姿なのは新鮮だ。
当然ながら、セブリングではオートグラフセッション(サイン会)が行われる。日本でもピットウォークなどで同様の機会があるため慣れてはいるが、アウディドライバーとしては初。まだ書き慣れない様子でサインを入れていた。
ちなみに、デュバルのアウディデビューとともに、息子ヒューゴ君がサーキットデビュー。唇はロイック似。目や耳はママのゲール似といった感じだろうか!?
昨年のセブリング12時間では、オレカから参戦しワークスを抑え優勝を飾ったデュバル。アウディデビュー戦はどんなレースになるだろうか!?