●プレビュー
 2014年FIA世界ラリー選手権(WRC)のシーズン開幕戦を務めるのは、開催82回目を数える伝統の1戦、ラリーモンテカルロ。新旧幅広いエントラントが挑むこのイベントでは、チャレンジングなコンディションが待ち受けている。

 今年のラリーモンテカルロは、フランス南東部にあるギャップの街が本拠地となる。この地で生まれたのが、WRCチャンピオンのセバスチャン・オジエ(フランス)。慣れ親しんだフレンチアルプスでのラリーで、タイトル防衛に挑むシーズンを滑り出す。ティエリー・ヌービル(ベルギー)は昨年、オジエに対抗するライバルとして活躍を見せ、選手権2位につけた。しかし今季は、ラリーモンテカルロでWRC復帰を果たすヒュ ンダイ・シェル・ワールドラリーチームから、新マシンのヒュンダイi20 WRCを駆る。シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチームとMスポーツ・ワールドラリーチームはいずれもドライバーズラインナップを一新。元 F1パイロットのロバート・クビカもWRカーでのプログラムを得たほか、アンドレアス・ミケルセン、マルティン・プロコップも、今季再びシリーズ参戦に臨む。

 FIA WRC2およびWRC3もラリーモンテカルロが開幕戦となるほか、地元エントラントを含め72クルーがモナコ公国にあるプラス・ド・カジノからスタートする。

●ラリールート
 拠点がオート=アルプ県の首都ギャップに移ったことで、今年のルートは大きく変更されている。木曜日のルートは、サービスパークのある ギャップ周辺の3SSを2ループ。金曜日はラリーモンテカルロの名門ステージを2回走行した後、南下して日没後にClumanc- Lambruisseを走行する。最終日となる土曜日は、モンテおなじみの名ステージ2本を2回ループ。1ループ目は日中、2ループ目は夜間の走行となる。ラリーの最終ステージ、Sospel-Breil Sur Royaは、パワーステージとしての走行だ。

●ラリーデータ
総走行距離:1396.76km
総ステージ走行距離:383.88km
ステージ数:15

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