2015年WRC世界ラリー選手権の開幕戦モンテカルロは25日、SS13~15のデイ4が行われ、セバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が2年連続で総合優勝を達成した。スポット参戦していたセバスチャン・ローブ(シトロエンDS3 WRC)は総合8位だった。

 優勝したオジェは、デイ1にローブと総合首位をかけ接近したバトルを展開。デイ2にローブがデイリタイアしたあとは、総合2番手のヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)に対し十分なリードを保ちながら、慎重な走りに徹していた。最終的に総合2位のラトバラに対し、58秒の差をつけ2年連続のモンテカルロ制覇を達成した。

 総合3位もフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンが獲得したため、開幕戦の表彰台はフォルクスワーゲンが独占することとなった。

 総合4位はシトロエンのマッズ・オストベルグ(シトロエンDS3 WRC)が獲得。3位のミケルセンと20秒差で迎えた最終ステージで、デイ3に起きたエンジントラブルが再発。前を追うことができなかった。

 総合5位争いはヒュンダイ勢同士の激しいバトルが展開された。デイ4の最初のステージを終えた時点で、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)がティエリー・ヌービルに6.7秒のリードを築いていた。しかし、続くSS14でヌービルがギャップを0.2秒まで短縮。最終パワーステージではヌービルがソルドを1.1秒上回り、0.8秒という僅差でヌービルが5位を獲得した。

 デイ3でサスペンションアームにダメージを負ったエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタRS WRC)は、メカニックが夜を徹してマシンを修復。デイ4を走りきり、総合7位を獲得した。

 デイリタイアもあり一時、総合15番手まで順位を落としたローブは、SS13とSS15でステージトップと僅差のステージ2位に入る。SS14ではトップタイムをマークし、総合8位まで順位を挽回し、15ヶ月ぶりのWRCを終えた。

 総合17番手で最終日を迎えたロバート・クビカ(フォード・フィエスタRS WRC)は、SS14をフィニッシュした直後にブレーキが故障。止まりきれずに壁に激突しマシンの右側を大破したため、走行を断念している。

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