世界ラリー選手権(WRC)開幕戦モンテカルロは22日、SS3~8のデイ2が行われ、前日総合2番手につけていたセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が総合首位に浮上した。総合2番手のクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)とは10秒以内の接戦となっている。

 オジエは午前中に行われたSS3で最速タイムを記録すると、SS4ではマシンのフロント部分がコースの橋と接触するアクシデントがあったものの、ミークから0.7秒差のステージ2位で完走。午前中最後のステージであるSS5で再びステージトップタイムをマークし、ミークを1.5秒の僅差で上回り総合首位に浮上した。

 午後のステージでも両者は接戦の首位争いを繰り広げる。SS6ではオジエがトップタイムでアドバンテージを5秒まで広げると、続く舗装路(ターマック)ステージのSS7ではミークがオジェを5.8秒上回り、総合首位の座を奪い返した。

 しかし、デイ1最後のステージであるSS7は地元フランス国内で行われるステージということもあり、オジエがミークに10.3秒差をつける圧巻の走りを披露。ミークとの差を9.5秒としてデイ2を終えた。また、2台が激しいタイム争いを繰り広げたことで、すでに総合3番手以下とは1分以上の大差がついている。

 総合3番手には午前の走行を終えた段階でアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)がつけていたが、ミケルセンはSS7でスピンしてしまい総合4番手へ後退。代わってヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が総合3番手に浮上した。ラトバラは首位のオジェとは1分8秒差、4番手ミケルセンとは25.7秒差となっている。

 開発に1年を費やした新型マシンを投入しているヒュンダイ勢は、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)がミケルセンと14秒差の総合4番手、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)が首位から3分7秒差の総合7番手。両者とも午前中にマシンのハンドリングへの不満を訴えたほか、午後の走行ではタイヤ選択にミスがあったと述べている。

 シトロエンを離れ、Mスポーツへ復帰したマッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタRS WRC)は総合首位と2分18秒差の総合6番手につけたが、チームメイトのエリック・カミリ(フォード・フィエスタRS WRC)は総合7番手走行中のSS6で凍結した路面に足を取られクラッシュしてしまいデイリタイア。そのほかロバート・クビカ(フォード・フィエスタRS WRC)、ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20 WRC)もクラッシュにより、デイリタイアとなっている。

 23日のデイ3はSS9~13の5SSが行われる予定で、SS9とSS11は今大会最長の51.55kmのステージとなっている。

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