2014年WRC開幕戦ラリーモンテカルロは競技初日を終了。6つのSSを終えた段階でフォードのブライアン・ブフィエが総合首位に立っている。2番手はシトロエンのクリス・ミーク、3番手にはフォードのロバート・クビカというオーダーだ。

この日午前中のステージではいくつかの波乱が起きた。まずオープニングのSS1でヒュンダイのティエリー・ヌービルがリタイア、フォードから出場していたフランソワ・デルクールも戦列を去っている。

そのSS1、続くSS2で一番時計を出したのはクビカ。SS2を終えた段階で総合2番手のセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)を36.8秒引き離す快走を演じてみせた。しかしSS3、モンテカルロ特有の難しさが顔をのぞかせる。スノータイヤの有無が大きく明暗を分けるかたちとなり、クビカがSS21番手、オジエがSS22番手という結果に。ここで総合4番手からトップに躍り出たのがフォードのブフィエだ。続いてフォードのエルフィン・エバンス、ミークがSSタイム上位に名を連ねることとなった。午前中の3SSを終えての総合順位はブフィエ、2番手にミーク、3番手にヒュンダイのダニ・ソルド。

午後のループに入ると、SS4からSS5へのロードセクションでソルドのi20 WRCがストップ。
「悪くない走りが見せられていただけに、残念だね。SS5に向かうロードセクションでタイヤの空気圧をチェックしようとマシンを止めたが、再始動できなかった。原因を突き止めようとしたけれど、どうやら電気系のようだ」とソルド。なお、再出走のラリー2規定は適用されないため、ヒュンダイはデビュー戦で2台とも初日に姿を消すこととなってしまった。

6本のSSを終えて、総合首位はブフィエ。ヨーロッパラリー選手権の名手として知られるブフィエは2011年のインターコンチネンタルラリーチャレンジで、モンテカルロを制した経験もあるため、どこまで逃げ切れるかにも注目したい。総合2番手にはミーク、3番手にクビカが続き、4番手にはオジエが浮上してきた。オジエはSS5、SS6とトップタイムを並べ、一時1分22秒6以上あった差を47秒3にまで削ることに成功した。

【SS6後暫定総合順位】
1:B.ブフィエ(フォード) 1:25:36.6
2:K.ミーク(シトロエン) +38.8
3:R.クビカ(フォード) +39.5
4:S.オジエ(フォルクスワーゲン) +47.3
5:M.オストベルグ(シトロエン) +1:20.7
6:E.エバンス(フォード) +1:38.6
7:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +1:38.6
8:M.ヒルボネン(シトロエン) +1:38.6
9:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +1:38.6
10:O.ブリ(フォード) +1:38.6

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