世界ラリー選手権(WRC)開幕戦モンテカルロは23日、SS9~13のデイ3が行われ、セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が総合首位を維持。総合2番手争いを繰り広げていたクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)がデイリタイアしたため、総合2番手に対し2分近いリードを築いている。

 前日、9.5秒差の接戦となっていたオジエとミークによる首位争いは、オジエがSS9、SS10と2ステージ連続でミークを上回り、30.2秒までリードが拡大した。続くSS11ではミークがマシンを岩にヒットしながらもステージトップタイムを記録して反撃。しかし、接触によりミークはギヤボックスにダメージを負ってしまう。SS12は完走したものの、デイ3最終のSS13へ向かうリエゾン区間でマシンを止め、デイリタイアすることとなった。ミークがデイリタイアしたことで、オジエは総合2番手に対し1分59秒のマージンをもって、最終日デイ4へ挑むこととなる。

 ミークの脱落により、総合2番手にはアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が浮上した。ミケルセンはデイ3でライバルとは異なるタイヤを選択するギャンブルを敢行。SS9ではタイムをあげられなかったものの、SS10ではステージ2位以下に43.9秒もの差をつける快走でトップタイムを記録した。その後もハイペースを維持したミケルセンは、前を行くミークとヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)がデイリタイアしたこともあり、総合2番手までポジションをあげた。

 ラトバラは総合3番手のポジションで挑んだSS11でコースオフ。タイムを失い、総合5番手まで順位を落としたうえ、サスペンションを破損。走行を続けることができずSS11完走後にデイリタイアした。また、このコースオフから復帰する際、コースサイドの観客をはねてしまうアクシデントもあったが、幸い観客に大きな怪我はなかった。

 総合2番手ミケルセンと12.5秒差の総合3番手には新型マシンのポテンシャルを発揮しSS12、13と連続でステージを制覇したティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)がつけている。総合4番手はマッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタRS WRC)、総合5番手にはステファン・ルフェーブレ(シトロエンDS3 WRC)と続いている。また、今季はWRC2へ参戦するエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタR5)がクラス2番手以下を2分以上引き離す好走をみせ、総合8番手に食い込んでいる。

 24日のデイ4はSS14〜16の3SSが行われる予定だ。

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