スペイン バルセロナでの2016年第2回F1プレシーズンテストが4日目最終日を迎え、メルセデスは午前中はルイス・ハミルトン、午後にニコ・ロズベルグを起用してW07のテストを行った。

 4日の天候は晴れでドライコンディション。ハミルトンは69周を走ったがトランスミッションのトラブルで走行を切り上げた。ロズベルグはその後、70周を走り切っている。この日の作業は主にショートランとロングランにおけるセットアップだった。ハミルトンはミディアムタイヤでマークした1分24秒133で13人中5位、ロズベルグもミディアムによる1分26秒140で最下位13位だった。

「プレシーズンテストとしては今までで最高の距離を走り切った。チームはマシンに関して素晴らしい仕事をしてくれた」とハミルトン。
「最後のランの終盤にマシンが壊れたけれど、ある意味嬉しいんだ。問題があるなら開幕戦メルボルンではなく今見つけた方がいいからね!」

 ロズベルグは「冬季テスト全体を振り返ってみて、僕にとっては今日の午後のマシンが一番感触がよかった」と語っている。
「つまりとてもいい形で今週を締めくくることができたといえる。この2週間でたくさんの距離を走れたからメルボルンに向けてマシンの準備は整ったと感じる。これほど信頼性の高いマシンを作ってくれるなんて、チームは本当によくやったよ」

 マシンに満足しているロズベルグだが、今年はフェラーリとの差は小さく、しかも今のところメルセデスが彼らより上なのか下なのか分からないと述べた。

「フェラーリがかなり接近しているのは知っている。彼らはすごく速かった」とロズベルグ。
「どのチームにもストラテジストがいる。だから他のチームがどのぐらいの量の燃料で走っているかは大体分かるし、相手も僕らの燃料量が分かる」
「つまりフェラーリと僕らの位置関係は大体分かるんだ。その上で僕は接戦だと言っている」
「僕らが彼らより上なのか下なのかは、はっきりとは分からない」

 フェラーリは8日間のテストの中で5回トップタイムを記録している。しかしメルセデスはフェラーリと異なり、あまり積極的にソフト寄りのタイヤを使ってプッシュしなかった。手の内を見せたくなかったのだと、ロズベルグは言う

「自分たちがどれぐらい速いのか、人には知られたくない。でもソフト寄りのタイヤを履いて燃料が軽い状態で走り、感触を確かめたよ。問題ない」

 開幕戦オーストラリアGPは18日から20日に開催される。

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