ニック・ハイドフェルドはニュルブルクリンクで開催されたドイツGPへ向けてヘルメットデザインコンテストを実施。9000を越えるエントリーの中から、ハンガリーのタマス・シモン氏による、特徴的な“ワイルドサークル”が目を引くデザインが採用された。ハイドフェルドはアウトモトル・ウント・スポルト誌に対して「このヘルメットは、他とは違って目立っている。最初に見た時からこれが最優秀作になるような気がしていた。『おースゴイ、このデザインの実物を見てみたい』と思ったんだ」と語っている。

 7月10日金曜日、シモン氏はハイドフェルドに新しいデザインのシューベルトF1ヘルメットを手渡し、ハイドフェルドはこのヘルメットを使用してBMWザウバーF1に乗り込み、ドイツGPを戦った。レース後、このヘルメットはRTLテレトンによる子供のためのチャリティーに出品されている。

 この複雑なデザインのヘルメットはハイドフェルドのヘルメットペインター、ジェンス・ムンサーによって20時間かけて完成された。

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