グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)とFIAが、今季初導入されるムーバブル・リヤウイングについて話し合いを行った。ドライバー側からの意見によって規則が変更される可能性もあるという。

 最後のF1合同テストが行われているバルセロナで、水曜夜、GPDAの代表者たちとF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングがいくつかの問題について話し合いを行った。このミーティングにおいて、ムーバブル・リヤウイングのレギュレーションは効果的に機能するのかどうか、また安全性に問題はないかが話し合われたということだ。

 情報筋によると、一部のドライバーは、KERSとウイングが加わることで、マシン同士が急接近し、2010年にバレンシアで起きたマーク・ウエーバーとヘイキ・コバライネンの事故のようなことが起こるのではないかと懸念しているということだ。また、以前から、ドライバーの作業が多くなることへの問題も指摘されている。

 ヤルノ・トゥルーリは次のようにコメントしている。
「KERSと一緒にウイングを使うことで、そのドライバーが、前を見ることよりもライトやボタンを見ることに忙しくなってしまう場合もあるという心配がある。数人のドライバーたちがそれぞれの考えを述べ、僕らはそれについて話し合った」
「この規則を変更してよりよい解決法を見つけ出すかどうかは、あとはチームの考え次第だ」
「今の段階では何も言われていないし、何も決まっていない。チャーリーはこの件について考え、チームがチャーリーと一緒にそれを検討し、改善の余地があるということであれば、変更するだろう」

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