フェラーリのテクニカルディレクター、パット・フライは、マレーシアGPで優勝を獲得したものの、マシンを大幅に改善しなければならないことは十分に承知していると語った。

 荒れた天候のマレーシアGPをフェルナンド・アロンソが制し、2戦を終えた段階で彼はドライバーズランキングトップに立った。

 F2012のパフォーマンスの低さに苦しんでいるフェラーリにとってこの1勝は大きな励みになるものの、今回のレースには天候が大きく影響しており、マシンを大きく向上させなければならない状況に変わりはないと、フライは語った。

「チームは今もマシンのパフォーマンスを向上させようというプレッシャーを感じている」とフライ。
「ここ(マレーシア)では、状況を最大限に利用して最善の結果を出さなければならなかった。このコンディションでは我々のマシンは悪くなかった。でも完全にドライのレースだったら、全く違うストーリーになっていただろう」

 マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、ドライであれば自分たちが勝てただろうと語った。
「今年のタイヤは去年よりも穏やかな性格ではあるが、簡単ではない。我々は今もタイヤについて学んでいる最中だ。今回は新タイヤでのわずか2戦目であり、まだ経験が足りない」
「もしドライだったら我々が強かっただろう。だが今回のようなウエットで滑りやすいコンディションでは、ライバルがスイートスポットに当てることができ、自信を築けた」
「だが(フェラーリが勝ったことは)選手権にとっても、このスポーツにとっても、ファンにとってもいいことだ。我々にとってはありがたいことではないが、最悪の結果だったわけではない」
「我々はフェラーリを過小評価していない。彼らが勝ったのは素晴らしいことだった」

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