フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、新車F60のパフォーマンスに満足はしているものの、信頼性をさらに向上させなければならないと認めた。

 シーズンオフの間、キミ・ライコネンもフェリペ・マッサもF60で速さを発揮しているが、いくぶん信頼性に欠ける部分があるようだ。先週のバルセロナでのテストでも、2日目にライコネンは最速タイムをマークしてはいるものの、KERSのトラブルでグランプリウイークエンドのシミュレーションをやり遂げることができなかった。
 ドメニカリは、信頼性はまだ懸念される要素であり、新シーズンに向かって事態を向上させるべく、チームはより一層努力を重ねていかなければならないと語った。

「この数日、テストの最終段階をチェックするため、私はバルセロナを訪れた。チームは非常に集中し、本気で取り組んでいた」とドメニカリ。
「パフォーマンスに関しては、我々のマシンのレベルに満足している。(だが)我々にはまだやるべきことが残されており、信頼性に集中して取り組む必要があるのは明らかだ。昨年、信頼性がいかに重要か、本当に小さなことがどれだけ大事かを目の当たりにした。この分野において我々はもっとしっかり取り組んでいかなければならない」
「(今シーズンは)かつてないほど厳しいシーズンになると思う。レギュレーションには多くの変化が取り入れられた。マシンを一から作りあげる必要があった。そういった意味で、時間というものが従来以上に重要となっている。2008年のマシン開発を最後の最後まで行ってきた我々やライバルたちは、昨年は諦めて新たなプロジェクトにリソースを振り向けたチームに比べて、多少不利だ」

 他のチームと比べてフェラーリの現在のポジションはどのあたりなのかを予想するのは難しいとしながらも、ドメニカリはブラウンGPの速さには驚きを表した。
「答えを避けていると思ってほしくはないんだが、コース上でのレベルについて語るのは従来以上に難しい。数日前までチーム間の均衡は固まっていたが、その後ブラウンGPがいいところを見せた。彼らのパフォーマンスは信じられないほど素晴らしい。彼らには注意すべきだね」
「我々はコンペティティブな方のグループに属していると思うが、まだまだ考えるべき多くの未知の要素がある。答えを見つけるにはメルボルンまで待つしかないね」

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