今シーズンからモランドと組んで世界耐久選手権(WEC)に参戦するメキシコのRGRスポーツは、リカルド・ゴンザレスと共に、元F1ドライバーのブルーノ・セナとアウディワークスドライバーのフェリペ・アルバカーキを起用することが明らかとなった。

 昨シーズン、チーム・サード・モランドとして参戦していたブノワ・モランド率いるスイスのチーム・モランドは、2013年のWEC P2王者のゴンザレスとジョイントすることが決定。RGRスポーツ・バイ・モランドとしてリジェJS-P2・ニッサンでWECのLMP2に参戦することを発表した。

 ゴンザレスと組むのは、ブルーノ・セナとフェリペ・アルバカーキという豪華な布陣。

 故アイルトン・セナの甥にあたるセナは、F1シートを喪失後、2013、2014年とアストンマーチン・レーシングからLMGTEクラスに参戦し活躍。また2014年からスタートしたフォーミュラEを戦うほか、2015年にはマクラーレンGTのファクトリードライバーを就任。レースに参戦しながらマクラーレン650Sの開発なども担当していた。

 2014年にドイツ・ツーリングカー選手権からWECに転向したアルバカーキ。アウディのワークスドライバーとしてル・マン24時間などでアウディR18 e-トロン・クワトロの3台目のドライバーを務めるほか、JOTAスポーツからELMSにも参戦した経験をもつ。

 昨シーズンはOAK・ラン・Gドライブ・チームから参戦していたゴンザレスは、「ついにこのプロジェクトを発表できてとても興奮しているよ。WECが今季からメキシコ6時間を開催することを発表したことで、僕たちはメキシコチームをスタートする計画を進めた」

「ドリームチームになったと本当に信じているんだ。経験のあるブルーノとフェリペ。そして、速さをもったリジェJS-P2。チャンピオンシップを戦う力があるし、ル・マン24時間での勝利を疑っていないよ」と力強く語る。

 プロトタイプカーは2009年以来となるセナは「素晴らしい機会だ。勝利への挑戦を期待している」とコメント。アルバカーキも「ELMSを2シーズン戦った後、WECが僕の2016年の目標だったんだ。僕たちのお互いの経験が、バランスのとれたいいチームを作ると思っている」と語っている。

 2016年のWECエントリーリストは、5日金曜日に発表される予定だ。

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