ホッケンハイムでのドイツGPの今後に関し、5月にバーニー・エクレストンとサーキット側が話し合いを持つことが明らかになった。来年の開催が予定されている同イベントだが、その実現が危ぶまれている。

 現在の不況により、同地では、世界で最も金のかかるスポーツであるF1を開催することが困難になってきていると言われている。ホッケンハイムでのドイツGPは消滅する危機に瀕しているのかとの問いに対し、サーキットボスのカール-ヨセフ・シュミットはこう答えている。
「今のところ、それも考えられる。そればかりか、極めて現実的なシナリオともいえる」

 一方F1の商業権を握るバーニー・エクレストンは、グランプリプロモーターが手を引くのを黙って見過ごすつもりはないと主張しながらも、ドイツの通信社SIDに対し、次のように語っていた。
「ホッケンハイムがカレンダーから消えたら残念だ。しかしこれは(地方)政府の問題である」

 しかしエクレストンは5月に、ホッケンハイムでのドイツGPの今後についてサーキット側と話し合いを持つことを決めた。この会合にはドイツのメーカー、BMWとメルセデスからも代表者が出席する。両社とも、2010年にドイツGPが消滅することを望んでいない。
 一方、ホッケンハイムと交互でドイツGPを開催しているニュルブルクリンクのボス、ウォルター・カフィツは、毎年開催する余裕はないとして、来季ニュルブルクリンクが代わりを務めるという案は否定している。

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