シュコダのお膝元、チェコの西部にあるボヘミアで開催されたラリーボヘミアで、シュコダが製作中のファビアR5プロトタイプがコースカーとして登場。今季ERCで選手権リーダーにつけているエサペッカ・ラッピがステアリングを握った。

 S2000マシンのエンジンを1.6リットルターボに載せ変えたプロトタイプが、公の場で姿を現したのも、実戦環境で走行したのも初めて。シュコダの主力工場があるムラダ・ボレスラフにあるスコダ・ミュージアム前に設定されたフィニッシュには、何千人もの観客が集まった。

「新しいファビアR5を競技コンディションで走らせるために努力を重ねてくれたチームのみんなに感謝している。通常のラリー一戦分を走り切ることもできた。我々のマシン開発の、新たな岐路に到達した」とシュコダ・モータースポーツのディレクター、マイケル・ハラバネクはコメント。

 また、本イベントでは、シュコダの名車、RSの40周年を記念して当時のカラーリングを施したファビアS2000で参戦したヤン・コペッキーが、昨年に続いての優勝を飾った。2位には、シュコダ・イタリアのサポートを受けるウンベルト・スキャンドーラ、3位にはワークスのファビアS2000で参戦したセップ・ウィガンが入り、ファビアS2000が母国戦でポディウムを独占した。

「シュコダの本社の前で期待に応えることができて、誇りに思っている。コースに集まってくれた何千人ものファンと同じように、1974年のカラーリングのファビアS2000で走行するのは、とても刺激的だったよ」

 昨年のERC王者であるコペッキーは現在、初挑戦のAPRCで選手権首位につけており、来月にはマレーシア戦を控えている。一方、ラッピとウィガンは来週、エストニアで開催されるERC戦に参戦。ラッピも、前半戦を終えてシリーズ首位に立っており、シュコダ勢が今季も地域選手権の二大シリーズ制覇に向けて強さを見せている。

 

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