昨年のポルトガルで大破してしまったヤリ‐マティ・ラトバラのマシンは修理が完了した。ラトバラは来週から始まるWRCでこのマシンに乗りこむ予定だ。

 ラトバラは2009年、ポルトガルで首位を走行中に、200mほどの距離を12回転するという大事故にあった。ラトバラとコ・ドライバー、ミッカ・アンティラは幸いにも無事だった。
 フォードのチームボス、マルコム・ウィルソンは語る。
「あの事故は最悪だった。けれども我々は常にドライバーの安全を第一に考えラリーカーを製作している。それは、ラトバラは生きていることで証明されているだろう。我々のたゆまぬ努力の結果といったところだ。さらにあの事故ではマシンの外殻が支えになっていて、中身はおどろくほど無傷だった」
 実際に、マシンはエンジン、ギヤボックスといった重要パーツが再利用可能な状態であり、Mスポーツのファクトリーに戻され、修理されることになった。

 修理が終わったマシンを見たラトバラは「あの事故を思い出したりするけれど、ちゃんと溶接されているから同じクルマにもう一度乗るのはまったく気にならない。開幕戦が待ち遠しいほどだよ。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝している」と健気なコメントを寄せている。

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