レッドブルのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、どのチームも新予選フォーマットをすぐに理解して「最適解」を見つけるだろうと考えている。

 先週、ジュネーブで開かれたストラテジーグループとF1委員会の会合の後、予選を「ノックアウトシステム」に変更することが発表された。ただ、同じ週の土曜日にはバーニー・エクレストンが、必要な計時ソフトウェアの開発に時間がかかるため新フォーマットの導入は早くても5月のスペインGPになることを明らかにしている。

 この新方式は、3つ予選セクションのそれぞれにおいて、持ちタイムが最も遅いドライバーが一定の間隔で順次脱落していき、最後に残ったふたりがポールポジションを争うというもの。これに対するパドック内の反応には賛否両論があるなかで、ホーナーは最初のうちこそ多少の混乱があるかもしれないが、最終的には最も速い者が最前列を占めるとの見方を示した。

「現在のシステムから大きくかけ離れたものではない」と、彼は英国オートスポーツに語った。
「最初のランからきちんと走ることが、これまでよりも重要になるだろう。だが、予選の3つのセクションを通じて使うタイヤのセット数もそれほど変わらないはずだし、要は正しいタイミングでタイムを出していく必要があるだけだと思う」

「セッション中に赤旗や黄旗が出たりすれば、グリッドの並びに波乱が起きることは間違いない。その意味ではわずかに偶然性の要素が含まれてくるかもしれないが、チームはそれほど時間をかけずに最良の戦い方を見つけるはずだ」

 またホーナーは、新フォーマットのアイデアがバーニー・エクレストンから提案され、各国のサーキットのプロモーターも支持していたことから、チームも「よろこんで支持する」ことになったと明かしている。ただ、チーム側としては、プロモーターがショーをより刺激的なものにしたいのであれば、これといった問題がない現行の予選方式を変えるよりも、金曜のプラクティスの縮小や廃止を考えるべきとの意見が多かったという。

 では、金曜ではなく予選に目が向けられた理由は何かとの質問に、ホーナーは「バーニーとサーキットの契約に、レースは3日間のイベントでなければならないという条項があるのだと思う。だとしたら、そこは変えられない」と答えた。

「(新フォーマットの採用で)リバースグリッドのような人為的なことをしなくても、偶然性が予選結果を左右する可能性が高まり、グリッドに多少なりとも変動が起きやすくなる印象を受けた。とにかく試しにやってみればいい。変化を恐れるべきではないのだから」

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