F1のコクピット保護案に関する意見の中で、ニコ・ヒュルケンベルグは「ヒーロー扱い」されるべきではないと、ダニエル・リカルドが警告を発している。

 フォース・インディアのヒュルケンベルグは、プレシーズンテストの木曜日と金曜日(3、4日)にフェラーリがテストしたプロトタイプのハロについて、強い反対意見を表明。ハロを「酷い見た目」だと断言し、「誤った意図が伝わる」としてFIAに導入の中止を求めている。

 一方リカルドは、ヒュルケンベルグの意見に困惑した様子で以下のようにコメントした。

「好きかどうかの問題ではないんだ。僕らが問題なく走れて、これまでよりも安全かどうかだ。僕が見た限りでは良いように思える。僕の意見としては、2008年から2009年のマシンの変更は大幅かつ醜かった。ハロはそこまで劇的な変更だとは思わない」

「ヒュルケンベルグが何か意見したのは聞いた。この状況でヒーローになる必要はないので、僕は賛同しない。ハロによってF1が変わるわけでも、マシンのスピードが変わるわけでもない。ただ何かのパーツが飛来したようなときに、僕らを保護するものが増えるだけのことだ。なぜ彼が胸を張ってそんな主張をすることになったのか、分からないし、筋が通っていない」

 現ドライバーズチャンピオンタイトル保持者のルイス・ハミルトンもハロについては反対意見を述べており、「F1史上最悪の変更」と酷評。さらにハミルトンは導入後も装着がオプションであることを望んでおり、自身は装備せずに走りたいと主張した。一方、チームメイトのニコ・ロズベルグはハロに好意的で、投票が通過した場合2017年には採用されるとし、FIAによる早期の導入決定を願っている。

「なるべく早く導入することが明らかに正しい。これが推進されていて、マシンへの装着が試されたことは素晴らしい」とロズベルグ。

「例えば正面から見たところなど、それなりに格好良い角度もあった。素晴らしく良く見えるし、問題は何もない。別角度からだともう少し取り組みが必要なのは確かだけれど、それほど悪いわけでもない。いいと思うよ。あれをマシンに取り付ける必要がある。それだけのことだ」

「『純正主義者』の考えも当然理解できるが、おそらく彼らはこの50年に渡ってずっと文句を言ってきている。ジャッキー・スチュワートは70年代に、マシンの(彼の主張する)安全性についてひどく批判されたし、あれは確かに致命的なマシンだった。現状維持を望むのは常に純正主義者たちで、それは尊重もするし構わない。誰もが自分の意見を持っている。けれども僕としては、今やっていることが正しい方向性だと考えている」

本日のレースクイーン

前田星奈まえだせな
2026年 / D1グランプリ
VALINO GIRLS
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円