昨季のERCでは、このポーランドで優勝を飾っているセスクスだが、続く地元ラウンドの『テト・ラリー・ラトビア』では、前人未到の全ステージ完全制覇で連勝を成し遂げてもいる。そんなERCイベントで得た経験も活かし7月18〜21日に開催される母国戦では、フルハイブリッドのパワーを活かしたフォード・プーマ“ハイブリッド”ラリー1での参戦を目指す。

「ここまでの道のりは、多くの人々……とくに家族の多大な努力によるものであり、そのラリーの伝統は1965年にリエパヤで祖父が参戦した初イベントにまで遡る。そして59年後の今、僕は同じラリーに参加する機会を得た。それも初のWRCイベントとしてね」と続けるセスクス。

「ラリー1マシンに適応するには、間違いなく僕らの揺るぎない集中力とコミットメントが求められるが、僕らは全力を尽くす準備ができている。『フォード・プーマ・ラリー1』初の非ハイブリッド型モデルの操縦を任されたことで、将来何が起こるかを見るのがさらに楽しみになったよ」

 そのセスクスに白羽の矢を立てた、おなじみMスポーツ設立者のマルコム・ウィルソンも、その才能に全幅の信頼を寄せる。

「ERCの過去2シーズンにおけるマルティンのパフォーマンスは、彼がこの支援を受けるに値する人物であると判断するに足るものだ。彼はラトビアとポーランドで勝利し、その優位性を証明している。時間が経てば、彼がWRCの常連としてシリーズの顔になるだろうと我々は信じている」

「時間が経てば、彼がWRCの常連としてシリーズの顔になるだろうと我々は信じている」とMスポーツのマルコム・ウィルソン
「ラリー1マシンに適応するには、間違いなく僕らの揺るぎない集中力とコミットメントが求められるが、僕らは全力を尽くす準備ができている」とマルティン・セスクス

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