世界ラリー選手権(WRC)第7戦ポーランドは3日、SS18~21が行われ、前日まで総合首位につけていたオット・タナク(フォード・フィエスタRS WRC)がパンクにより失速。代わってアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が逆転優勝を飾った。

 初優勝目前だったタナクが悲運に見舞われた。タナクはここまで盤石の走りをみせ、土曜日のデイ3終了時点で約21秒と自身とDMACKブランドに待望の初勝利をもたらすに十分なリードを築いていた。また、フォード・フィエスタRSを走らせるMスポーツにとっても、2012年ラリーGB以来となる勝利となるはずだった。

3日間を通じてスピードで圧倒してきたオット・タナク(フォード・フィエスタRS WRC)
3日間を通じてスピードで圧倒してきたオット・タナク(フォード・フィエスタRS WRC)

 ラリー・ポーランド最終日はウエットコンディションとなり、タナクは雨とわだちの深い路面コンディションに苦戦。そして最終ステージ目前のSS20で右フロントタイヤが悲鳴をあげパンクしてしまい、40秒近くタイムを失ってしまった。
劇的な逆転劇でWRC2勝目を挙げたアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)
劇的な逆転劇でWRC2勝目を挙げたアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)

 これにより、タナクを追いかけていたミケルセンが逆転でトップに浮上。そのまま逃げ切って、昨年のラリー・イタリアでの初優勝に続き、劇的な形でキャリア2勝目を手にした。

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