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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.07.05 16:46

コバライネン、JRC初戦でクラス3位の好走。「ステージベストが自信になった」

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ラリー/WRC | コバライネン、JRC初戦でクラス3位の好走。「ステージベストが自信になった」

 全日本ラリー(JRC)第5戦ARKラリー洞爺に参戦したサードのヘイキ・コバライネンが、トヨタ86 R3で初の競技参加を果たし、3SSでクラストップタイムを記録。クラス3位を獲得する走りをみせた。

 前戦の福島MSCCラリーでは出走規定を満たすことができず、SSの計測区間を走ることが叶わなかったコバライネンだが、6月末にシェイクダウンテストを敢行し、満を持して今回のイベントに望んだ。

北欧ドライバーならではのセンスで86をモノにしたコバライネン
北欧ドライバーならではのセンスで86をモノにしたコバライネン

 実質的に競技初参加となるため、コバライネンはコドライバーの北川紗衣とのコンビネーションも確かめつつスタート。まだ十分にマイレージを稼げていないマシンで、SS1を4番手タイムで走破すると、その後もジリジリと競合とのタイム差を詰めつつ、SS6では初のクラストップタイムを記録。SS7でも連続トップタイムとし、総合3番手で初日を終えた。 

実戦研修としてディーラーメカニック2名も参加。ノーミスでサービスをこなした
実戦研修としてディーラーメカニック2名も参加。ノーミスでサービスをこなした

 続くデイ2では、最初のSS9で3.3秒差の2番手タイムを記録し総合2番手に浮上。SS13では通算3度目のクラストップタイムを記録した。そして、クラス2番手で挑んだSS14、川渡りの際に水を吸い込んだか、川を渡りきったところでエンジンストールを起こし2分以上を失う痛恨のタイムロス。

 これで総合3番手に後退したが、残されたのは最終SS15のみで逆転は叶わず。それでも初のJRC参戦でクラス3位表彰台という見事なデビューを飾った。


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